東京為替:ドル・円は小幅高、狭いレンジ内で推移

2024年4月10日 17:11

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記事提供元:フィスコ

*17:11JST 東京為替:ドル・円は小幅高、狭いレンジ内で推移
10日の東京市場でドドル・円は小幅高。日銀の金融政策をめぐり円買いに振れる場面で、一時151円68銭まで値を下げた。その後は米10年債利回りの上昇でややドル買いに振れ午後は151円84銭まで上昇したが、152円を意識した売りが重石となった。
・ユーロ・円は163円65銭から163円82銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0860ドルから1.0848ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値39,582.33円、高値39,708.70円、安値39,510.48円、終値39,581.81円(前日比191.32円安)
・17時時点:ドル円151円80-90銭、ユーロ・円164円80-90銭
【金融政策】
・NZ準備銀行:政策金利を5.50%に据え置き
【要人発言】
・植田日銀総裁
「景気は一部に弱めの動きがみられるものの、緩やかに回復」
「春闘のデータ、賃金と物価の好循環の強まりが確認されてきている」
「当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」
「2%目標の持続・安定的な実現が見通せる状況に至った」
「基調的な物価が徐々に2%へ収束していく見通しを持っている」
「2%を大きく超えれば急激な利上げが必要となる可能性」
【経済指標】
・日・3月国内企業物価指数:前年比+0.8%(予想:+0.8%、2月:+0.7%←+0.6%)《TY》

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