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プラチナの900ドル割れは長続きしないだろう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*17:32JST プラチナの900ドル割れは長続きしないだろう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『プラチナの900ドル割れは長続きしないだろう』と述べています。
続いて、『先週のNYプラチナ(4月限)は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが後退したため、節目の900ドルを割り込む場面もあったが、週の終値は900ドルに上昇して引けた』と伝え、『21日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月30~31日開催分)によると、参加者の大半が性急な利下げを行うリスクに警戒感を表明していた。ウォラーFRB理事は22日の講演で、「利下げ開始を急ぐことはない」と述べた。2月に入って発表された1月の経済指標は物価、雇用に関する統計がいずれも強く、FRBの利下げ見通しは後ずれしており、ドル建てプラチナ相場の重石になった』と説明しています
次に、『週明け26日は3日ぶりに反落し、900ドルを下回った。前週末比28.50ドル(3.13%)安の1オンス=881.10ドル。米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である白金族は売りが優勢となった。市場は、29日に発表される1月米個人消費支出(PCE)物価指数に注目している』と言及しています。
また、『プラチナ最大の生産国である南アフリカの通貨ランドが下落していることもプラチナ価格下落の要因だろう。南アフリカでは5月29日に総選挙が予定されているが、30年間政権に居続けている与党アフリカ民族会議が過半数割れに陥る可能性が高まっているため、ランドの上値は重くなっている』と伝えています。
陳さんは、『ただ、プラチナは2年連続の供給不足状態にあるため、需給面から900ドルを下回る水準は売られ過ぎと言えよう。当面の間、880~950ドルのレンジで推移しよう』と想定しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月28日付「プラチナの900ドル割れは長続きしないだろう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》
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