2024年におすすめの副業は?　有料版ChatGPTが選ぶおすすめ5選も

　正月休みも終わり、2024年が本格的に始まった。今年こそ副業に挑戦してみたいと思っている人も、多いことだろう。本記事では、2024年におすすめの副業について紹介する。記事の後半ではChatGPTに聞いた「2024年におすすめの副業ベスト5」も紹介しているので、ぜひ副業選びの参考にしていただきたい。

【こちらも】新NISAは副業になるのか?　副業禁止なら新NISAがおすすめな理由

■2024年は趣味を副業にするのがおすすめ

　9日、物販総合研究所は趣味と副業に関するアンケート調査の結果を発表した。この調査は2023年8月に実施され、趣味を持つ20代から60代の男女200名を対象としている。

　「趣味を活用して副業を行なったことがありますか？」という質問に対して、「はい」と回答したのは全体の50％だった。この中で副業として最も多かったのは「ライティング・記事の執筆」の約25％で、2位が「ブログの運営」（約16％）、3位は「ハンドメイド商品の制作・販売」（約14％）である。

　さらに、4位「商品モニター」（約8％）、5位「動画編集」（約7％）だった。このように、手軽に始められて、かつインターネットを通して完結可能な副業が多く選ばれていることが分かる。本業からの帰宅後、スキマ時間を活用して在宅でできる副業が人気のようだ。

　副業を始めたきっかけとしては、「本業の収入が減ったから」や「収入をもっと増やしたいから」といった理由が多い。中でも興味深かったのは、「自分の作品の金銭的価値を知りたい」という理由だった。

　副業に興味を持つ多くの人にとって、「お金」は最も強いモチベーションであるだろう。だが、実際に副業を始めてみると、「継続」することの難しさに直面するはずだ。副業を継続できなければ、当然収入を増やすこともできない。「お金」だけではモチベーションの維持が難しいとき、趣味という「好き」がその支えになることもあるだろう。

■ChatGPTが選ぶおすすめ副業の1位は「オンラインコンテンツ制作」

　生成AIのChatGPTにも、「2024年におすすめの副業ベスト5は？」と聞いてみたので、その結果を紹介したい。本記事では、最新のデータを参照できる有料版のChatGPTを使用している。

　まず5位は、「ハンドメイド商品の販売」である。手作りの商品に対する需要は一定しており、個性的な商品を提供することで差別化が可能だからだ。

　4位は「株式・仮想通貨投資」。ただし、市場の変動によるリスクが高いため、十分な知識と経験が必要と、ChatGPTも注意を促している。

　3位は「オンライン教育・コーチング」だ。オンライン教育の市場は拡大しており、特定の分野の専門知識やスキルを持つ人には大きなチャンスとなる。また、在宅副業に適している点もおすすめな理由のひとつだ。

　2位は「フリーランスのウェブ開発・デザイン」。デジタル化が進む中、ウェブサイトやアプリの開発、グラフィックデザインの需要は増加している。フリーランスとして活動すれば、柔軟な働き方が可能だ。日本はデジタル人材の不足が深刻化しているため、需要が高い点もメリットである。

　そして、1位は「オンラインコンテンツ制作」である。近年では、動画を中心としたデジタルコンテンツの需要がさらに高まってきており、広告収入を目的とした副業にも最適だ。加えて、個人の趣味や専門知識を活かせるため、楽しみながら副業ができるのも魅力である。

　副業は一般に定着してきたが、2024年は「楽しむ」という点に着目して副業を選んでみるのがおすすめだ。継続が難しい副業は、「楽しい」や「好き」といったメンタル面がモチベーション維持に繋がる。そのため、趣味、得意分野やスキルを活用した、オンラインで完結できる在宅副業を始めてみてはいかがだろうか。（記事：西島武・記事一覧を見る）