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民間初を目指す月着陸船「ペレグリン」、月着陸を断念
記事提供元:スラド
米Astrobotic Technologyは9日、月着陸船「Peregrine(ペレグリン)」の推進剤が漏洩しており、月に着陸することができないと発表した。PeregrineはNASAの商業月面輸送サービス(CLPS)の一環として、民間初の月面着陸を目指していた(Astrobotic Technology公式Xアカウント、UchuBiz)。
しかし、1月8日に打ち上げられた直後に機体の異常が報告され、推進剤の漏洩が判明。推進剤の漏洩により、Peregrineは適切な姿勢を取れず、太陽電池パネルを充電することができなくなった。現在、残った推進剤で約40時間分の活動が可能であることから、次の月着陸船「Griffin」(グリフィン)のためのデータ取得を続ける予定だとしている。
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