森保ジャパン、タイに5-0で勝利　サッカー国際親善試合

　1日、東京・国立競技場でサッカーの国際親善試合が行われ、日本がタイに5-0で勝利した。FIFAランク17位の日本は同113位のタイ代表と対戦、格下相手に前半こそは無得点だったものの後半に一挙5点を奪って勝利した。

　日本は田中碧、伊東純也以外は代表経験の浅いメンバーが先発。試合は代表初招集の伊藤涼太郎を中心にゴール前まで何度か攻め込むも、無得点で前半を終える。後半から堂安律、中村敬斗を投入すると後半5分に先制、終盤には立て続けに追加点を奪った。

　後半5分、日本は後半から投入された堂安が左サイドから右サイドへ大きく展開すると、受けた伊東がゴール前にパスを送る。これはDFに当たるも、こぼれたボールに反応した田中のシュートが先制点となる。

　後半27分、日本はPA左で中村からのスルーパスに反応して走り込んだ佐野海舟が、ゴール前のマイナス方向へ折り返す。南野拓実が放ったシュートはGKに弾かれるも、こぼれたところを中村敬斗がゴールに押し込んで追加点を奪う。

　後半29分、日本は堂安のCKをニアサイドに飛び込んだ細谷真大がヘッドで合わせると、DFの足に当たりゴールに吸い込まれ3点目となる。

　後半37分、日本は菅原由勢が堂安とのワンツーで右サイドを突破、深い位置からクロスを送る。走り込んだ川村拓夢がヘッドで合わせたボールがGKに弾かれるも、再び川村がヘッドで押し込み4点目となる。

　後半46分、日本はPA手前で南野がゴール前の堂安へ横パスを送るも、堂安が受けきれずボールがこぼれる。これがDFの足に当たって再びこぼれたボールを南野がワンタッチでゴールへ流し込み、ダメ押しの5点目となった。