15日上場の魁力屋は買い気配を上げ1822円(公開価格の30%高)で初値つく

■「京都北白川ラーメン魁力屋」のチェーン展開など

　12月15日新規上場となった魁力屋(かいりきや)<5891>(東証スタンダード)は買い気配で始まり、取引開始から約1時間になる午前9時56分に1822円(公開価格1400円の30%高)で初値をつけ、その後1888円まで上げて売買されている。

　「京都北白川ラーメン魁力屋」の直営店運営・フランチャイズチェーン展開などを行い、設立は2003年2月。主力商品は「背脂醤油ラーメン」で、広く京都ラーメンとも呼ばれ、「あっさりしていてコクがある、飽きのこない、ちょっと懐かしいラーメン」をコンセプトとし、京都伝統の味に仕上げた。もうひとつの人気商品は「焼きめし」で、「注文ごとに中華鍋を使い強火で炒めた、こだわりの商品」(同社ホームページより)。店舗数は2023年12月末でラーメン魁力屋135店舗(うち直営店103店舗、独立店25店舗、FC加盟店7店舗)、その他事業10店舗の合計145店舗体制を計画している。海外展開も進める方針。

　業績見通し(2023年12月期・個別、会社発表)は、売上高を103億81百万円(前期比17.8%増)、営業利益を6億2百万円(同58.4%増)、経常利益は6億6百万円(同5.6%減)、当期純利益は3億57百万円(同13.7%増)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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