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中国龍芯、第10世代Coreに匹敵するCPU「3A6000」
記事提供元:スラド
中国の龍芯中科が11月28日、新たな4コアCPU「3A6000」を発表した。このCPUは独自のLoongArchアーキテクチャを採用し、SPEC CPU 2006 baseシングルスレッドにおける整数演算と浮動小数点演算のスコアはそれぞれ43.1、54.6と、Intelの第10世代Coreに匹敵する性能を持っているそう(龍芯中科のリリース、PC Watch)。
このCPUには128/256bitベクター命令と6イシューアウトオブオーダー実行が可能なLA664コアが搭載され、各コアには64KBのプライベートL1命令キャッシュ、64KBのプライベートL1データキャッシュ、256KBのプライベートL2キャッシュがあり、さらに16MBの共有L3キャッシュも搭載されている。ピーク演算性能は240GFLOPSで、DDR4-3200メモリの2チャネルをサポートしているとしている。
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