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高機動車の国外流出問題、「どこの業者も輸出していた」
記事提供元:スラド
陸上自衛隊の高機動車が鉄くずにされず海外流出した問題で、甲信越地方の中古車輸出会社が9月まで、鉄くずにする代わりに上下に解体して海外向けに販売していたことが判明した。これらの車両は、陸自から10年以上前に売却され、転売を経て輸出会社に渡ったもので、再使用可能な状態にあったと見られる。販売ページでは、「Only dismantle(解体しただけ)」などと記載され、価格は4両で2万5400米ドル(約380万円)となっていた。読売新聞がこの問題を報じた後の9月29日に販売は中止されたという(読売新聞、その2)。
あるAnonymous Coward 曰く、 一応廃車処理の管理システムはあったようだが、そこには解体済みとしながらも輸出されており、自衛隊側も本当に解体されたのかなどのチェックはしていなかったという。また落札価格も転売する前提の高値に高騰していたが、自衛隊側も気にしていなかったようだ。輸出していた男性は困惑した様子で「落札者に再使用を禁じる陸自のルールは知らない」「どこの業者も輸出していた」と答えたという。
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