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線虫が癌を検査するN-NOSE、信頼性に乏しいとの研究も
記事提供元:スラド
ugoo 曰く、 N-NOSE は尿サンプルから線虫が癌を判断する世界初のサービスである。開発会社によれば、線虫にはがん患者の尿の匂いを好む性質があり、患者尿には近づき、健常者の尿からは逆に離れていくという。その論文は Cancers や Oncotarget などに掲載された(論文一覧)。
しかし第 31 回日本がん検診・診断学会総会における「PET 検診と線虫検査」の研究発表によれば、信頼性に乏しいという。がんと診断されたばかりの 10 人の患者について、それぞれの患者尿で N-NOSE を受けたところ陽性判定はゼロ、全員が低リスク(陰性) の A または B 判定だったという(Newspicks の記事)。
なお、開発会社では N-NOSE の感度を 86.3% としている。
この手法はスラドでもたびたび取り上げられていた。
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