なでしこジャパン、スウェーデンに1-2で惜敗 サッカー女子W杯

2023年8月12日 08:12

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 11日、ニュージーランド・オークランドでサッカー女子W杯準々決勝が行われ、日本がスウェーデンと対戦、1-2で敗れた。今大会、1次リーグから快進撃で注目されていた日本だが、東京五輪の準々決勝で敗れたスウェーデンへの雪辱はならなかった。

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 試合序盤はお互いシュートの打てない展開となるも、前半25分に初シュートを放ったスウェーデンが主導権を握り先制に成功する。日本はGKのスーパーセーブで1点に抑え込むも、後半開始早々のPKで2点目を奪われる。この後、日本も反撃を開始するも終了間際の1点に抑え込まれ、スウェーデンが逃げ切りに成功した。

 前半32分、スウェーデンはFKが直接GKのパンチングで跳ね返される。しかし、これを拾って放ち続けたシュートのこぼれ球をイレステットが押し込み先制する。

 後半5分、スウェーデンはCKからのこぼれ球がオンフィールドレビューの結果、長野風花の手に当たったとしてPKを獲得。キッカーのアンイエルダールが冷静にゴール左下へ蹴り込み、追加点を奪う。

 後半29分、日本は植木理子がPA内で倒されPKを獲得。しかし、キッカー植木のシュートはクロスバーに跳ね返され、惜しくもゴールラインを割れない。

 後半42分、日本は左サイドの深い位置で、遠藤純からのパスを受けた清家貴子が前を向いてクロスを入れる。これがDFの足に当たりこぼれたボールを素早く詰めた林穂之香が押し込み、1点を返す。

 10分のアディショナルタイム、最後まで日本は攻め続けるも、ゴールは奪えず試合は終了した。

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