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NASA、ボイジャー2号との通信を再確立
NASAがボイジャー2号と通信の完全な再確立に成功したそうだ(NASA ジェット推進研究所のブログ記事)。
ボイジャー 2 号は 7 月 21 日に NASA が実施した一連のコマンド送信でアンテナの向きが地球から 2 度ずれ、地球との通信ができなくなっていた。10 月 15 日にスケジュールされた同機の定期的な方向リセットを待つしかないと考えられていたが、NASA の Deep Space Network (DSN) が複数のアンテナを用いて同機からのかすかな搬送信号を受信することに成功。データを抽出することはできなかったが、NASA では DSN のアンテナ 1 基を用いてボイジャー 2 号に向けた方向転換コマンドの「シャウト」を決定した。
恒星間の「シャウト」が 199 億 km 以上離れたボイジャー 2 号に届くまでには 18.5 時間を要し、コマンド送信が成功したかどうかが判明するまでには 37 時間を要する。長い待ち時間の末、日本時間 8 月 4 日 13 時 29 分に宇宙機は科学データとテレメトリーデータを送信し始めたという。データはボイジャー 2 号の正常動作と予定軌道維持を示しているとのことだ。
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