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DARPAとNASA、核熱ロケットの開発企業を選定 2027年打ち上げへ
記事提供元:スラド
米国防高等研究計画局(DARPA)とNASAは、火星探査を目指すための核熱推進(Nuclear Thermal Propulsion: NTP)ロケットの開発を進めている。両者は7月26日、そのNTPエンジンの開発企業として、ロッキード・マーティンとBWX Technologies(BWXT)を選定したと発表した(DARPA、NASA、ロッキード・マーティン、BWX Technologies、UchuBiz、Gadget Gate)。
このプロジェクトは「Demonstration Rocket for Agile Cislunar Operations(DRACO)」と呼ばれ、2027年までに火星有人ミッションに使用できる原子力推進エンジンを備えたロケットを製造・試験する。NTPロケットは核分裂反応の熱を利用して推進剤を噴出することにより、通常の燃焼ロケットよりも数倍の高い効率で遠くへの移動を可能にする。NTPは火星探査における主力動力となることが期待されているほか、月や火星に居住施設を作る際のエネルギー源としての活用も考えられている。
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