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2023年7月の世界の平均気温、12万年ぶりの暑さになる見込み
世界気象機関(WMO)とコペルニクス気候変動サービス(C3S)は27日、7月の最初の3週間の気温が過去最も高いことから、7月の月間気温が史上最も高くなる見通しであると発表した。コペルニクス気候変動サービスによると、7月23日までの世界の平均表面気温は16.95度で、これまでに記録された過去最高気温の2019年7月1か月間の平均(16.63度)を上回った。特に海面水温が非常に高く、記録的な値に達しているという(WMOリリース、毎日新聞、ウェザーニュース、TBS NEWS DIG)。
独ライプチヒ大は、過去12万年間で例のないような暑い1か月になると分析している。7月は北米、アジア、ヨーロッパの広い範囲で熱波が発生し、各地で記録的な高温が観測されている。アメリカアリゾナ州のフェニックスでは110°F(約43.3度)以上の日が連続しており、史上最長の暑さ記録を更新。バイデン政権は熱波では初となる「危険警報」を出している。また中国新疆ウイグル自治区トルファン市では16日、同国観測史上最高の52.2度を記録。日本でも35℃以上の猛暑日が連日200箇所以上で観測されている。
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