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Amazon、全国9カ所にデリバリーステーション新設へ 3500人以上の雇用創出
インターネット通販大手のAmazonは、10月までに静岡県や兵庫県など全国9カ所へデリバリーステーションを新たに設置する。これにより、国内のデリバリーステーションは50カ所以上となり、Amazon Flexドライバーら3,500人以上の雇用を創出するとしている。
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デリバリーステーションは、注文された商品をフルフィルメントセンターなどから集め、利用者へ届ける起点。2023年は、3月に神奈川県、4月に千葉県で開設したが、8月に静岡県、9月に栃木、富山、山梨、奈良、岡山、福岡の6県、10月に群馬、兵庫の両県に設ける。このうち、静岡、栃木、富山、山梨、奈良、岡山、群馬の7県は、Amazonの配送拠点初設置となる。
Amazonの配送は、委託を受けた地域の運送業者らが、それぞれの方法で配送するデリバリーサービスパートナープログラムの他、地域の中小企業などが店舗や事務所の空きスペースとすき間時間を使って配送するHubデリバリーや、ドライバー自身が自由に時間を選んで配送するFlexがある。Amazonは今回のデリバリーステーション新設により、Flexドライバーら合計3,500人以上の雇用を創出できるとみている。
配送拠点の新設は置き配を可能にして利用者の利便性を高めるとともに、再配達を減らしてドライバーの負担を軽減する狙いを持つ。Amazonとの協働で地方の企業に副収入源をもたらし、地域の活性化に貢献することも考慮に入れている。
アマゾンジャパン・アマゾンロジスティクスのアヴァニシュ・ナライン・シング代表は「これらデリバリーステーションの新設が利用者、ドライバー双方にメリットをもたらすだけでなく、地域の経済発展に貢献できるようにしていきたい」とするコメントを発表した。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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