Minecraft用MODにウイルス感染、対策ツールを提供へ

2023年6月16日 12:02

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Minecraft (マインクラフト / マイクラ)用MOD・プラグインにマルウェア・ウイルス感染されたものが配布されていた模様。6/7の時点で複数のコミュニティから報告があり(タレコミ子のフォローしていたminecraftmod作者からも報告があった)。マインクラフトMOD数十種類がマルウェア「Fractureiser」に感染していると判明。CurseForgeやCraftBukkit等MOD配布サイトのMODの中身が書き換えられ混入された(Prism LauncherGIGAZINE)。実際はこのgigazineのリストに載っていないものも感染があった。

約4日後、CurseForgeから続報があり、問題の対処とマルウェアの検出ツールを配布すると報告があった(CurseForge)。問題のMODリストはまだ更新中のため6月前後にMinecraft用MOD・プラグインをダウンロードした方はチェックすることを強く推奨する。以上、問題が収束に向かったのでタレコミ

# まさに呪われた鍛冶屋(これがいいたかっただけ)

 タレコミにあるように、6月になってMinecraft用のMODがアップロードされたCurseForgeとBukkitに「Fractureiser」というウイルスが混入していることが判明したそうだ。CurseForgeは6月8日時点で感染したファイルを削除したが、感染したファイルは過去数週間から1か月程度の間に約6000回ダウンロードされたと見られている。この発表に伴い、CurseForgeはPCのウイルス感染をチェックする「Malware Detector」およびMOD/Jarファイルの感染をチェックする「Jar Malware Scanner」を公開しているとのこと(ニッチなPCゲーマーの環境構築Z[使い方説明など])。

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