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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、企業の配当発表が引き続き支援材料
記事提供元:フィスコ
*09:43JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、企業の配当発表が引き続き支援材料
【ブラジル】休場
【ロシア】MICEX指数 2639.95 +0.08%
21日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比2.10ポイント高(+0.08%)の2639.95で引けた。日中の取引レンジは、2626.94 -2648.21となった。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。企業の配当発表が引き続き支援材料となり、対象セクターに買いが広がった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、主要7か国(G7)がすべてのロシア製品の輸出禁止を検討しているとの報道も嫌気された。
売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。銀行の貸し出しが拡大しているとの報告が同セクターの支援材料。報告によると、市中銀行の貸し出しは4月7日まで2週間で15.7%増加したという。また、利上げ懸念の後退なども好感された。6月の金融政策決定会合では、政策金利が据え置かれると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3301.26 -1.95%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比65.77ポイント安(-1.95%)の3301.26ポイントと続落した。
米国の対中圧力が警戒される流れ。外電は21日、「5月19日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)前後にも、バイデン米大統領は米国企業による対中投資を制限する大統領令に署名する見通し」との消息筋情報を伝えた。米中の経済分断で、企業活動に影響が生じるとの見方が広がっている。《CS》
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