Microsoft、Outlook for Macを無償化

2023年3月11日 12:38

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Microsoft は 6 日、Outlook for Mac の無償化を発表した(Microsoft Community Hub の記事9to5Mac の記事Mac Rumors の記事The Verge の記事)。

これにより、Mac ユーザーは Microsoft 365 サブスクリプションやライセンスを購入することなく Outlook を利用できるようになる。ただし、Mac App Store の日本版では Microsoft 365 サブスクリプションが必要との記述が残っている。一方、米国版にそのような記述はみられない。Internet Archive のスナップショットによれば、2021 年 10 月分には機能紹介の冒頭にMicrosoft 365サブスクリプションが必要と書かれているが、2022 年 9 月分では既に記述が削除されている。

Outlook for Mac は macOS 用に設計・最適化されたネイティブアプリであり、通知センターにウィジェットやリマインダーを表示できるほか、メニューバーで今後の予定を確認する機能も開発中だという。また、同じ Apple ID でサインインした iOS デバイス連携してタスクを引き継ぐ「Handoff」機能も利用できる。

なお、Outlook for Mac は Mac App Store のほか、Microsoft からインストーラーを直接ダウンロードすることも可能だが、Handoff 機能を利用するには Mac App Store からインストールする必要があるとのことだ。

 スラドのコメントを読む | アップルセクション | マイクロソフト | ソフトウェア | MacOSX | アップル

 関連ストーリー:
メールの送信者を偽装できる問題が見つかる、多数のメールクライアントが影響を受ける 2017年12月08日
Office 2007/Office for Mac 2011のサポート、10月10日で終了 2017年10月09日
Microsoft Office for Mac 2011 発売 2010年10月28日
MSがIE 5.0やOffice 98などのサポートを終了 2003年04月28日
MSのOS Xてこ入れ策 2003年01月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事