中断リスクあったドコモ衛星電話「ワイドスターII」、新衛星活用で継続へ

2023年3月1日 08:33

印刷

記事提供元:スラド

昨年10月、NTTドコモが2010年から提供している衛星電話サービス「ワイドスターII」に関して、一時的にサービスを中断する可能性があるとのリリースを出していた。この問題に関してNTTドコモは2月27日、最新の状況に関する告知をおこなった。先のトラブルでは古くなった衛星設備におけるソーラーパネルの発電電力の低下しており、サービス中断する可能性が示唆されていた(NTTドコモリリースケータイ Watch)。

この問題に関して、すでに打ち上げを完了している次期衛星電話サービス「ワイドスターIII」用の通信衛星を活用することにより、2023年2月24日から現在の衛星と新しい衛星をともに運用することで「ワイドスターⅡ」を引き続き利用できるようになったとしている。ユーザー側の設定変更や契約上の変更は必要ないとしている。 

スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | 宇宙 | 携帯通信

 関連ストーリー:
ドコモ衛星電話「ワイドスターII」衛星の発電低下発生、悪化すれば一時的なサービス中断の可能性 2022年10月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事