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いよぎんHD、ケイアイスター、三井松島HDなど/本日の注目個別銘柄
<7267> ホンダ 3318 +144大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は2805億円で前年同期比22.2%増、7-9月期から一段と増益率は拡大、市場想定もやや上回った。四輪は販売台数計画下方修正など苦戦続くが、二輪事業がけん引役に。また、発行済み株式数の1.5%に当たる2500万株、700億円を上限とする自社株買いを発表。取得期間は2月13日から4月30日まで。1月に自社株買いを終えたばかりであった。
<7733> オリンパス 2391.5 -55大幅続落。先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は490億円で前年同期比55.1%増となったが、市場予想は20億円程度下振れている。通期予想は従来の2120億円から1980億円に下方修正、為替前提の見直しが主因となっているようだ。決算数値へのネガティブインパクトは限定的とみられるが、消化器内視鏡システム「EVIS X1」の米国市場投入延期をマイナス視する見方はあるようだ。
<4911> 資生堂 6320 -261大幅続落。先週末に22年12月期決算を発表、コア営業利益は513億円で前期比20.6%増となり、2月6日に上方修正した水準となっている。一方、23年12月期は600億円で同16.9%増益の見通しとしており、900億円超の市場コンセンサスを大きく下振れている。マーケティング投資を強化することなどが収益水準の押し下げ要因に。インバウンド需要本格化への期待が高い中、売り材料視される展開になっている。
<7550> ゼンショーHD 3485 +170大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は64.5億円で前年同期比2.9倍の大幅増益となり、40億円程度の市場コンセンサスを大幅に上振れ。利益ウェイトが高い7-9月期の54.9億円も上回る状況となっている。既存店売上の堅調推移などが背景となっている。通期予想達成のハードルは依然として高いとみられるものの、コンセンサス水準の切り上がりにはつながる形へ。
<1662> 石油資源 4630 +235大幅続伸。先週末の取引時間中に第3四半期決算を発表、その後は買い優勢の展開が続いている。10-12月期営業利益は194億円で前年同期比9.2倍、市場予想を60億円程度上回る水準に。通期予想は従来の452億円から612億円、前期比3.1倍に上方修正。こちらもコンセンサスを150億円程度上回るレベルに。販売価格上昇が主因。なお、本日は原油相場の上昇なども支援材料につながっているようだ。
<5830> 796 +69急伸で高値更新。先週末に第3四半期の決算を発表、累計純利益は312億円で前年同期比21.7%増となり、通期計画の280億円、前期比6.0%増を超過する形になっている。債券売却益の計上や与信費用の改善などが背景に。また、年間配当金を従来計画の16円から17円に引き上げていること、40億円を上限とする自社株買いの実施を発表していることもポジティブなインパクトにつながっている。
<8848> レオパレス21 314 -17大幅続落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は108億円で前年同期比2.5倍となり、据え置きの通期計画117億円、前期比6.6倍に対する進捗率は92%の水準に。ただ、費用発生の期ずれもあるもようのほか、補修工事関連損失引当金計上で、累計純利益は減益に転じている。年初からは上昇基調が続いていたため、目先の出尽くし感などが優勢となる形にも。なお、入居率は足元で改善の方向になっているようだ。
<3465> ケイアイスター 4050 -695急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は147億円で前年同期比19.1%減となり、通期予想は従来の255億円から185億円、前期比21.8%減に下方修正している。足元での粗利益率の低下が下振れの要因となっているもよう。業績下振れに伴い、年間配当金も従来計画の280円から230円にまで引き下げ。高利回り銘柄としての位置づけも高かったため、ネガティブな反応は強まりやすいようだ。
<1518> 三井松島HD 3605 +460急伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は245億円で前年同期比5倍の水準となり、通期予想は従来の310億円から350億円、前期比4.2倍に上方修正している。石炭の販売数量増加や価格上昇が背景となっている。年間配当金も270円計画から320円にまで引き上げ、前週末終値ベースでの配当利回りは10.2%となる。業績・配当予想ともに今期3度目の上方修正となる形に。
<4331> T&Gニーズ 1419 +141大幅反発。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は52.1億円で前年同期比2.9倍となり、据え置きの通期予想33億円、前期比57.9%増を大きく超過する状況となっている。また、未定としていた期末配当金は20円にすると発表、3期ぶりの復配となる。想定市場の業績進捗や復配の水準がポジティブなインパクトにつながっている。なお、第4四半期には来期に向けた先行投資を実施する計画となっているようだ。《ST》
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