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スペインのスポーツカーメーカー「フータン・オートモービルズ」が日本に ロシェルが輸入
オーダーの受付が開始されたGrand Albaycin(グランドアルバイシン)(画像:ロシェル発表資料より)[写真拡大]
ロシェルは23日、スペインのコーチビルダーである「HURTAN Automobiles」と正規輸入販売契約を締結し、2月10日よりHURTAN社自動車の輸入販売開始すると発表した。
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スペインと聞けば、1992年に行われたバルセロナオリンピックを思い出す人もいるだろう。芸術の街として知られる町並みは、アントニ・ガウディが残した作品も多く、その作品群が世界遺産に登録されるなど、芸術に溢れている。
芸術センスはもちろんクルマにも活かされ、スペインには日本人が知らないメーカーのクルマも数多い。中でもセアトは、フォルクスワーゲンの傘下にはなったものの、無駄を感じさせないスタイリッシュなデザインは、さすが芸術の国が生み出したクルマといえる。
そんな芸術の国スペインが送り出すクルマが、「HURTAN Grand Albaycin(フータン グランドアルバイシン)」だ。製作するのは、スペインの改造車体メーカーHURTAN Automoviles(フータン・オートモービルズ)で、ベース車両は、「Mazda MX-5」(マツダロードスター スペイン仕様)だ。
2シータースポーツのマツダロードスターは、珍しいクルマではないが、フータン・オートモービルズが手掛けると、外装はレトロそのものに生まれ変わる。
もともと最先端テクノロジーのプラットフォームで作り出されたクルマのため、見た目の雰囲気が変わるだけで、クルマの持っている先進技術に変更はない。
用意されたモデルは、クラシックなヘリテージとスポーティーなビスポークで、ルーフはどちらもタルガとカブリオレを用意している。エンジンは1.5 L(132 PS)と2.0 L(184PS)を選択可能。
外装が大きく変わっただけではない。内装もドアパネルにマッド仕上げと光沢仕上げが選べるほか、幅広い色調のウッド素材を採用し、高級感と質感が高くなっている。
ボディカラーや内装のデザイン、本革シートのカラーなど、様々な部分をオーダーできるため、自分好みにカスタマイズして世界に1台だけのクルマも作り上げられる。車両価格は為替変動にもよるが、910万円(税込)~となる。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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