TikTok運営会社の従業員、記者らの個人データに不正にアクセス

2022年12月28日 08:37

印刷

記事提供元:スラド

米フォーブス誌によれば、「TikTok」の運営企業である中国のIT大手「バイトダンス」の従業員が、同誌の複数の記者のデータにアクセスしていたと報じている。フォーブスでは、バイトダンス幹部による社内向けメールなどの資料を入手。これを元にTikTokと中国政府とのつながりに関連した報道をおこなっており、この記事の情報がどこから漏れたかを把握するため、記者の位置情報などにアクセスしていたという。同社は内部調査を実施したところ、23日に複数の従業員がメディアへの情報流出源を特定目的で記者の個人情報に不正にアクセスしていたことを認めた。関係者を解雇するなどの処分をしたとしているが、具体的な人数などに関しては公開されていないという(東京新聞朝日新聞AFPBB News)。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | プライバシ | 中国

 関連ストーリー:
米国、政府支給端末でのTikTok禁止法案、上院が全会一致で可決 2022年12月20日
英 GCHQ 長官曰く、子供たちが TikTok を使うのは問題ない 2022年10月15日
TikTokの内蔵ブラウザーがキー入力を監視と報道。TikTok側は障害調査用だと否定 2022年08月25日
窒息時間を競う「失神チャレンジ」に挑戦して亡くなった遺族がTikTokを訴える 2022年07月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事