アルゼンチンが優勝 PK戦でフランスに勝利 サッカーW杯

2022年12月19日 07:55

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 19日(日本時間)、サッカーW杯カタール大会の決勝が行われ、ルサイルスタジアムでアルゼンチンとフランスが対戦。アルゼンチンが3-3(PK4-2)で勝利し、36年ぶり3回目の優勝を果たした。フランスは2大会連続の優勝を逃した。

 アルゼンチンは前半で2点を先行するも、フランスが同点に追い付く展開。延長戦もアルゼンチンが先行しフランスが追い付くも、PK戦でフランスが2人連続で失敗をして勝負が決まった。

 試合は序盤からアルゼンチンが仕掛ける展開となる。前半23分、アルゼンチンはディマリアが倒されPKを奪うと、これをメッシが冷静に決め先制する。さらに同36分、右サイドからカウンターで仕掛け、左サイドへのクロスに走り込んだディマリアがゴール隅に放ったシュートが追加点となる。アルゼンチンの2点のリードに対し、フランスはシュートも打てずに前半を終える。

 フランスは早めの選手交代をするも、攻撃にリズムが生まれない。後半25分、フランスはエムバペが初シュートを放つ。同35分、エムバペがGKの手を弾く豪快なPKで1点を返す。その1分後、エムバペがワンツーパスで抜けた後、放った強烈なボレーシュートが同点弾となる。

 延長後半4分、アルゼンチンは細かいパスワークからのこぼれ球に詰めたメッシが、ゴールに押し込む。しかし同12分、フランスはエムバペのシュートがDFの手に当たりPKを奪うと、これを再びエムバペが決め3-3の同点となる。PK戦は試合を優勢に進めたアルゼンチンが全て成功、決着が付いた。

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