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中国「AI生成マークの表示」を義務化 AIユーザーも実名登録制へ
画像生成AIがブームだが、中には中国開発のアプリケーションも存在している。そんな中、中国政府がこうしたAIについて「ユーザーの実名登録」や「AIによって生成された旨の表示」を義務付ける規則を発表している。国家インターネット情報局らの出した「インターネット情報サービスの深層合成の管理に関する規則」では、以下のような項目が定められ、AI生成マークの表示などが義務づけられたとしている(国家インターネット情報局、GIGAZINE)。
コンテンツ生成AIの提供者は、ユーザーの身元情報を確認し、コンテンツ管理を強化する必要がある
人間の顔やリアルなシーンを生成する際は、AIによって生成されたことを示すマークを目立つように表示する必要がある
AI生成コンテンツであることを示すマークを改ざんしてはならない
コンテンツ生成AIは法律および行政法規によって禁止されている活動に使用されてはならない
コンテンツ生成AIの提供者は、生成されたコンテンツが情報セキュリティ上のリスクを含んでいる場合にユーザーのアカウントを停止しなければならない
規則は中国国内でコンテンツを流布するコンテンツ生成AIに適用される という項目が決められたという。この新規則は、2023年1月10日に発効されるとしている。
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