中国政府、ゼロコロナ政策を緩和へ

2022年12月8日 16:48

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記事提供元:スラド

中国政府は7日、これまで同国内でおこなってきた「ゼロコロナ」対策による規制を緩和すると発表した。同国の国家衛生健康委員会(NHC)によると、これまでは無症状の感染者や自宅隔離が可能な軽症者でも、集中隔離施設に入れられてきたが、今後は自宅での隔離を認めるそうだ(日経新聞BBC)。

団地や地域全体を「高リスク地域」とすることを禁止するほか、強制的な大規模検査も減らされるという。省間の移動時もこれまで求められてきた48時間以内の陰性証明が不要になるとしている。感染拡大リスクが高くなければ、人の移動制限、工場や企業の操業停止といった過剰対応を禁止するとしている。国内外の企業はロックダウン措置により操業停止させられる事例が相次いでいたが、この状況が改善する可能性が出ている。 

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