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ホラー映画『みなに幸あれ』古川琴音主演、祖父母の家にいる“何か” - 清水崇がプロデュース
ホラー映画『みなに幸あれ』が、2023年に公開される。主演は古川琴音、総合プロデュースは清水崇。
■とある村が舞台、祖父母の家にいる「何か」
映画『みなに幸あれ』は、とある村を舞台にしたホラー映画。祖父母の家に「何か」がいる、という違和感を抱いた主人公が、得体のしれない恐怖に追い込まれていく様を描く。「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」という人類の根源的なテーマを描き出す、社会派ホラーだ。
■清水崇が総合プロデュース
総合プロデュースを手掛けるのは、『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出し、最新作『忌怪島/きかいじま』の公開も控えるジャパニーズホラーの名手・清水崇。ホラー映画の豊かな知見を活かし、新人監督・下津優太へ強力なバックアップを行った。
■主演・古川琴音がホラー映画に初出演
主演を務めるのは、『春』『偶然と想像』『街の上で』などで話題を集める古川琴音。彼女がホラー映画に出演するのは、初の試みとなる。
■主人公...古川琴音
看護学生。田舎に住む祖父母に会いに行くが、どこか違和感を覚える。
<古川琴音 コメント>
今回、映画の主人公、ある家族の“孫”役を演じることになりました。本作は誰かの犠牲の上に誰かの幸せは成り立っているのだといったことをテーマに、人間の幸せの核心に迫る、新感覚の社会派ホラーです。私が演じる主人公は、社会の仕組みに抗おうともがきますが、そこに逃れられない恐怖が迫ってきます。映画を観ている間はもちろん、観終わった後、人間そのものの存在が怖くなるような居心地の悪さというか、根源的な新しい恐怖を感じてもらえればと思います。『みなに幸あれ』ぜひご期待ください。
■「日本ホラー映画大賞」初大賞作品を映画化
なお、映画『みなに幸あれ』は、KADOKAWAが2021年より開始した一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」の初大賞作品を映画化するもの。コンペで大賞を受賞した下津優太による同名短編映画を、長編へとグレードアップさせた。映画『みなに幸あれ』は、下津優太の商業映画デビュー作品となる。
<下津優太 コメント>
理想ばかりを描いているだけでは何も解決しません。現実と向き合い受け入れることは非常に苦しみを伴う作業です。私は監督として、キャスト・スタッフを信じて、この企画と何より自分自身を信じて、今より1ミリでもよい社会になることを信じて、映画の持つパワーを信じて、懸命に取り組んで参りました。消費される映画ではなく、残る映画を作りたい。必ず作り手の想いは、受け手に伝わると信じています。映画『みなに幸あれ』ご期待ください。
■映画『みなに幸あれ』あらすじ
看護学生の孫は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る…。
【詳細】
映画『みなに幸あれ』
公開時期:2023年公開予定
総合プロデュース:清水崇
原案・監督:下津優太
脚本:角田ルミ
主演:古川琴音
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