アニメ映画『BLUE GIANT』⽯塚真⼀の人気ジャズ漫画が原作、劇中音楽は上原ひろみ

2022年11月21日 16:52

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記事提供元:ファッションプレス

 ⼈気ジャズ漫画『BLUE GIANT』がアニメ映画化。2023年2月17日(金)に公開される。

■⼈気ジャズ漫画『BLUE GIANT』とは

 原作の『BLUE GIANT』は、⼩栗旬で実写映画化もされた『岳』の⽯塚真⼀による人気コミック。ジャズに魅せられた少年が、世界⼀のジャズプレーヤーを志す物語だ。

2013年より小学館『ビッグコミック』にて連載が始まると、⼼を沸き⽴たせる熱い展開と、涙なしには⾒られない感動のストーリー、⾳楽が聞こえてくるような圧倒的表現⼒で人気に。2021年10月現在までに、シリーズ累計770万部を突破した。

さらに「マンガ⼤賞2016」で3位に選出、第62回「⼩学館漫画賞(⼀般向け部⾨)」、第20回「⽂化庁メディア芸術祭マンガ部⾨⼤賞」を受賞するなど、各アワードでも高い評価を得ている。

■初の映像化は“最高の音”を楽しめるアニメ映画

 そんな人気漫画『BLUE GIANT』が初の映像化。「最⼤の⾳量、最⾼の⾳質で、主⼈公本⼈の奏でる⾳楽を届けたい」という制作陣の思いから、実写でもなくシリーズでもなく、アニメーション映画としての制作が決まった。映画館の⼤きなスクリーンと最⾼の⾳質で、感動体験を贈る。

<映画『BLUE GIANT』あらすじ>
「オレは世界⼀のジャズプレーヤーになる。」ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の⾼校⽣・宮本⼤。⾬の⽇も⾵の⽇も、毎⽇たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。卒業を機にジャズのため、上京。⾼校の同級⽣・⽟⽥俊⼆のアパートに転がり込んだ⼤は、ある⽇訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会う。

「組もう。」⼤は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する⼤のサックスに胸を打たれ、⼆⼈はバンドを組むことに。そこへ⼤の熱さに感化されドラムを始めた⽟⽥が加わり、三⼈は“JASS”を結成する。

楽譜も読めず、ジャズの知識もなかったが、ひたすらに、全⼒で吹いてきた⼤。幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈。初⼼者の⽟⽥。トリオの⽬標は、⽇本最⾼のジャズクラブに出演し、⽇本のジャズシーンを変えること。不可能と思われる⽬標に、必死に真摯に、激しく挑む――。

■劇中音楽はジャズピアニスト・上原ひろみが担当

 アニメーション映画化にあたり期待の高まる劇中音楽は、グラミー賞受賞歴を持つ世界的ジャズピアニスト、上原ひろみが担当。主⼈公たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル楽曲も、上原が映画『BLUE GIANT』のために書き下ろした。

 また、世界⼀のジャズプレーヤーを⽬指す主人公・宮本⼤のサックスを演奏するのは、国内外のトップアーティストの中からオーディションで選ばれた奏者の⾺場智章。仙台出⾝の⼤とは⾼校で同級⽣だった⽟⽥俊⼆のドラムはmillennium paradeのドラマーとしても活躍する⽯若駿が演奏する。北海道出⾝の⾺場と⽯若は、⼩学校の頃同じビッグバンドに所属しており、奇しくも⼤と⽟⽥のような関係性に。

そして、⼤が東京で出会うピアニスト・沢辺雪祈の演奏は上原ひろみが担当。ジャズ界のトップランナーと、新世代をけん引する才能が集結し、劇中で⼤・雪祈・⽟⽥が結成するトリオ“JASS”の演奏に命を吹き込む。

■〈映画『BLUE GIANT』登場キャラクター/演奏〉

 ■主人公・宮本大/サックス(演奏:⾺場智章)

仙台出身。中3で出会ったジャズに心を打たれ、世界一のジャズプレーヤーになることを決意する。高校卒業と同時に上京し、同級生の玉田俊二、ピアニストの沢辺雪祈とジャズトリオ“JASS”を組むことに。

■沢辺雪祈/ピアノ(演奏:上原ひろみ)


大が東京で出会った同い年の凄腕ピアニスト。さらなる高みを目指すが故に思い悩んでいる。大からバンドに誘われ、最初は取り合わなかったものの、大の音に惚れトリオを組む。

■⽟⽥俊⼆/ドラム(演奏:⽯若駿)


大の高校の同級生。東京の大学に進んだが大がジャズに打ち込む姿に刺激を受けて、経験ゼロながらドラムで大と雪祈のバンドに合流する。

■「モブサイコ100」⽴川譲が監督に、アニメ制作はスタジオ・NUT

 監督を務めるのは、「モブサイコ100」シリーズや興⾏収⼊91.8億円突破という⼤ヒットを記録した劇場版『名探偵コナン ゼロの執⾏⼈』でも知られる⽴川譲。脚本は、『BLUE GIANT』連載開始時からの担当編集者であり、「BLUE GIANT SUPREME」以降、ストーリーディレクターとして⽯塚真一とまさに⼆⼈三脚で作品を世に送り出してきたNUMBER 8が担当する。

そして、アニメーション制作には「幼⼥戦記」などで注⽬を集めるスタジオ・NUTが参加。監督の⽴川譲とはTVアニメ「デカダンス」に続くタッグとなり、ジャズに魅せられた⻘年が世界⼀のジャズプレイヤーを志す物語を壮⼤なスケールで描く。

【詳細】
映画『BLUE GIANT』
公開日:2023年2月17日(金)
配給:東宝映像事業部
監督︓⽴川譲
脚本︓NUMBER 8
⾳楽︓上原ひろみ
演奏︓サックス ⾺場智章、ピアノ 上原ひろみ、ドラム ⽯若駿
アニメーション制作︓NUT
原作:⽯塚真⼀「BLUE GIANT」(⼩学館「ビッグコミック」連載)

■『BLUE GIANT』ムビチケ前売券

劇場発売日:2022年11月25日(金) 劇場オープン~発売
価格:一般 1,500円 ※カード券
特典:“青く光る”スタッフパス風ステッカー ※特典はムビチケ1枚につき1枚。
※数量限定につきなくなり次第配布終了。
※オンラインでは11月25日(金) 10:00~オンライン券を発売。特典はオリジナルスマホ壁紙。

©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
©2013 ⽯塚真⼀/⼩学館

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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