Chromebook出荷台数、2022年第3四半期も大幅な減少が続く

2022年11月6日 10:29

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記事提供元:スラド

IDC の推計によると、2022 年第 3 四半期のタブレット出荷台数は前年同四半期から 380 万台減 (-8.8 %) の 3,860 万台、Chromebook 出荷台数は 230 万台減 (-34.4 %) の 430 万台となったそうだ(プレスリリース)。

COVID-19 パンデミックによる需要増で 2020 年 ~ 2021 年にかけて大きく成長したタブレットと Chromebook だが、昨年第 3 四半期以降は減少傾向となっている。タブレットは Chromebook ほど伸びが大きくなかった分減少幅も小さく、2022 年第 2 四半期はわずかに増加していた。ただし、今回のプレスリリースには 5 四半期連続減少と記載されており、前回の発表後に変動があったようだ。一方、Chromebook は第 1 四半期の 61.9 % 減や第 2 四半期の 51.4 % 減と比べると小幅な減少に見えるが、昨年の第3四半期が大幅減の始まりだったためだ。IDC によれば、市場は需要の鈍化だけでなくマクロ経済的な逆風もあり、買い手はローエンド製品に興味を示しているそうだ。タブレットはパンデミック以降ユースケースが増加しているが、Chromebook はプラットフォームの制約だけでなく、大手PCメーカーが Windows PC を優先するという問題も抱えているという。

第 3 四半期のタブレット出荷台数をベンダー別にみると、1 位のApple (1,450 万台、-1.1 %) から 4 位の Lenovo (270 万台、-36.6 %)までが減少しており、特に Lenovo の減少幅が大きい。2 位の Samsung (710 万台、-4.0 %) と 3 位の Amazon.com (430 万台、-8.1 %) はいずれも 1 桁減にとどまり、順位の変動はみられない。トップ 5 で増加したのは 5 位の Huawei (240 万台、+2.0 %) のみ。6 位以下の合計は 760 万台 (-15.3 %) となっている。Realme や Xiaomi、OPPO といった中国のベンダーはローエンド需要が高い新興市場で競争を激化させており、Huawei などは経済制裁下のロシア市場で好調だという。それでも主要タブレットベンダーの減少を補うには至らないとのこと。

Chromebook 出荷台数でも Lenovo (70 万台、-54.8 %) の減少幅が大きく、昨年同四半期の 1 位から 4 位まで後退している。これに伴って Acer (100 万台、-23.8 %) と Dell (90 万台、-19.9 %)、HP (80 万台、-26.8 %) がそれぞれ 1 ランク上昇して 1 位 ~ 3 位となっているが、いずれも 2 桁減と減少幅は大きい。5 位の Samsung は 30 万台 (-37.1 %)、6 位以下の合計は 50 万台 (-41.4 %) となっている。 

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