関連記事
『エヴァンゲリオン』舞台化、2023年5月に「東急歌舞伎町タワー」内新劇場のこけら落とし公演
『エヴァンゲリオン』が舞台化。『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』(仮)が、「東急歌舞伎町タワー」内にオープンする劇場「シアターミラノ座(THEATER MILANO-Za)」にて、2023年5月に上演される。
■東急歌舞伎町タワー内「THEATER MILANO-Za」こけら落とし公演
『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』(仮)は、2023年4月に新宿・歌舞伎町に誕生する新複合施設「東急歌舞伎町タワー」内の劇場「シアターミラノ座」のこけら落とし公演。「東急歌舞伎町タワー」と『エヴァンゲリオン』のコラボレーション企画「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」の一環として、開催される。
■構成・演出・振付はシディ・ラルビ・シェルカウイ
構成・演出・振付を担当するのは、ベルギー・アントワープ出身のシディ・ラルビ・シェルカウイ。ローレンス・オリヴィエ賞新作ダンス賞、ジェイコブス・ピロー・ダンス・アワード、ブノワ賞最優秀振付賞受賞など数々の受賞歴を持ち、2014年ベルギー王国より王冠勲章コマンドール章を受章。
日本では、2012年に『テヅカTeZukA』の構成・振付、2015年・2018年に『プルートゥ PLUTO』における演出と振付を務めた。シディ・ラルビ・シェルカウイが『エヴァンゲリオン』の世界観をどのように表現するのかに注目だ。
■『エヴァンゲリオン』シリーズとは
『エヴァンゲリオン』シリーズは、巨大な人型人造兵器に乗った少年少女らが、未知の生命体である使徒と戦うアニメーション作品。1995年にTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の放映が始まるやいなや大ブームを呼び、様々なメディアを巻き込む空前の社会現象となった。2021年には、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの完結編となる映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開され、観客動員650万人、興行収入100億円以上を突破するなど、多くの人々から愛され続けている。
■“『エヴァンゲリオン』の聖地”、歌舞伎町「新宿ミラノ座」
尚、『エヴァンゲリオン』と「東急歌舞伎町タワー」のコラボレーション企画「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」は、「東急歌舞伎町タワー」が“エヴァンゲリオンの聖地”としても知られる新宿TOKYU MILANO内のロードショー館「新宿ミラノ座」の跡地に建つ縁から実現した。
「新宿ミラノ座」は、1995年にテレビシリーズが放送された『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版のメイン上映館であり、1997年公開の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(DEATH&REBIRTH)』を皮切りに、2007年に新シリーズとしてリビルドし大ヒットを記録した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 『:破』 『:Q』に至るまで、「新宿ミラノ座」の営業が終了するまでの『エヴァンゲリオン』シリーズ全作品を上映。
1990年代当時には、隣接するシネシティ広場にファンによる長蛇の列が現れ、中には徹夜組も出る程の盛況ぶり。『:破』上映封切り日には、シネシティ広場にて公式イベント「第3新歌舞伎町宣言」が開催された。
さらに、2019年にも「東急歌舞伎町タワー」の工事現場を利用した『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1 0706版』の屋外上映会を開催。また、現代美術家・開発好明による『エヴァンゲリオン』の世界観を表現したアート作品「Evangelion Styrofoam」が仮囲い壁面に掲出されるなど、『エヴァンゲリオン』関連のイベントを数多く行ってきた。
まさに聖地と言われる地で、『エヴァンゲリオン』の新たなエンターテインメントが繰り広げられることとなる。ストーリーなど詳細はまだ発表されていないが、続報を待ちたい。
【詳細】
『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』(仮)
構成・演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
主催:Bunkamura・株式会社TSTエンタテイメント
企画・製作:Bunkamura
■公演情報
上演時期:2023年5月
場所:東急歌舞伎町タワー「シアターミラノ座」
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
※6月に地方公演あり
【問い合わせ先】
Bunkamura
TEL:03-3477-3244(10:00〜18:00)
スポンサードリンク