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Firefly Alphaが初の打ち上げに成功と発表、衛星は予定の軌道に乗らず?
AC0x01 曰く、 米宇宙ベンチャーのFirefly Aerospaceは10月1日、同社の開発する小型ロケットAlphaの打ち上げを行い、搭載する超小型衛星を高度300kmの軌道へ投入に成功したと発表した(Sorae)。ところが数日後に、これらの衛星が実際には楕円軌道にあるらしいことが判明、打ち上げは不完全なものだったのではと報じられている(SPACENEWS)。
Alphaは全長29m、直径2.0mの小型ロケット。小型ロケットは近年参入が相次ぐ分野だが、ペイロードが1tとその中では比較的大型で、機体全体に炭素繊維複合材を用いたり、上段と下段で部品を共通化するなどして低コスト化を図っていることが特徴だという。2021年に一度目の打ち上げを行っているが、その際は1段目のトラブルで失敗していた(当時のマイナビの記事)。
今回の打ち上げでは2段目に何らかの問題があったのではないかとみられているが、Firefly側は今のところ打ち上げ自体は成功したというスタンスのようだ。小型ロケットの打ち上げ成功は、米宇宙ベンチャーとしてはSpaceX、Rocket Lab、Astraに次いで4社目となるが、各社とも最初の数回の打ち上げはトラブルが起きているので、ここを乗り切るまでが正念場といえるだろう。
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