コロナ交付金で創られたモニュメント「イカキング」、建設費22倍の経済効果

2022年9月1日 16:40

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記事提供元:スラド

以前取り上げたことのある石川県能登町の全長13メートルほどのイカのモニュメントの続報が出ている。石川県能登町で盛んなイカ漁をPRする目的で、地方創生臨時交付金(コロナ交付金)2500万円を充てて作られたことから、「無駄遣い」との批判が出ていた。またBBCなど海外メディアでも取り上げられる事態となっていた。しかし、この「イカキング」と名付けられたモニュメントが、同町のもくろみ以上の経済効果があったとする結果が発表された(読売新聞テレ朝NEWS)。

経済効果の算出は、同町ふるさと振興課が民間のコンサルタントに委託。今年6月上旬~8月下旬、同センターに来た人を対象に訪れた理由をアンケート調査したところ、約45%から「モニュメントが見たかったから」との回答があったという。この試算では経済効果が約6億400万円相当あったとされ建設費の22倍超に達したとしている。また8月もSNSで1000件以上の投稿があったとされ、このイカキングは一過性の話題に終わっていないとしている。 

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