セイヴソン 2023年春夏コレクション - 解体と再構築が生むロマンティックな服

2022年9月1日 15:58

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記事提供元:ファッションプレス

 セイヴソン(Seivson)の2023年春夏コレクションが発表された。

■少女性のあるロマンティックなムード

 今シーズンのセイヴソンに漂うのは、ロマンティックなムード。ブランドが得意とするミリタリーウェアやクラシックウェアの“解体・再構築”的アプローチはそのままに、フェミニンなディテールが際立つ、レディなルックを創り上げている。

 トレンチコートをアレンジしたかのようなベージュのロングコートには、スカラップのビックカラーを施し、太めのベルトを張り巡らせて。ネイビーのジャケットには、布地を贅沢に使用したパフスリーブを採用し、ふっくらとボリューミーなシルエットに仕上げた。力強い女性像の中に、どこかロマンティックな少女性が感じられる。

■センシュアルな魅力を引き出すカットワーク

 女性のセンシュアルな魅力を引き出すのが、セイヴソンならではの巧みなカットワーク。ゆるやかな曲線を描き出すベスト風のピースから、デコルテや胸元がちらりと覗く。フロントから背面へと流れるようにつながるこのベストは、ビスチェやフーディーと合わせて、複雑なレイヤードを楽しむことも可能だ。

■モデルはSNSを軸に活躍する台湾人女性

 なお、台湾出身のヅゥチン シン(Tzu Chin Shen)が手がけるセイヴソンは、2023年春夏コレクションをオンライン形式で発表。“We Are All From Taiwan”をテーマに、SNS時代のファッションウィークを表現したムービー&ルックを披露している。モデルには、フォトグラファーのRuiやアクセサリーデザイナーのTsumireなど、SNSを軸に日本で活躍する台湾人女性7名を起用した。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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