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ホンダ、新型SUV「ZR-V」を公開 発売は2022年秋の予定
本田技研工業は14日、新型SUV「ZR-V」を特設サイトで先行公開した。先行予約は9月から開始予定となっている。海外仕様は2022年4月に発表された「HR-V」である。
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■ZR-Vの概要
今回先行公開されたのは、エクステリアとインストルメントパネル付近、パワートレーンなどである。コンセプトは「異彩解放」。個性と存在感を解き放つエクステリアデザインということで、ホンダ車の中ではこれまで見たことがないような、せり出したバーチカルグリルが特徴的だ。
大きさ、高さなど車格をイメージでいうと、先代のヴェゼルが近そうである。ヘッドライトおよびテールライトは水平基調でボリューミーなリアデザインがアクセントになっている。
インストルメントパネルは、質感などをこだわったことにより1ランク上の室内空間を実現している。運転席と助手席はハイデッキセンターコンソールによりしっかりと分けられている。
ホンダのパワートレーンは、アクセルを踏んだ瞬間からしっかりとパワーが伝わり、クラス関係なく走ることが楽しいのが大きなポイントである。
ハイブリッドモデルはCIVIC e:HEVにも採用される2.0L直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTの「スポーツe:HEV」をSUVに初搭載。ホンダのセダンといえば CIVICなので、それと同等の走りを味わうことができるのは、ユーザーにとっては嬉しいポイントだ。
またガソリンモデルも設定されており、こちらは1.5Lターボエンジン+CVTの組み合わせとなっている。どちらもリアルタイムAWDが設定されており、雪上でも安心して走行が可能とされている。
ZR-Vは8月13日より大阪・梅田駅、東京駅、名古屋JRゲートタワーで先行展示会が行われる。いち早く実車を見ることができるため、立ち寄ってみてはどうだろうか。
筆者としてはデザインだけでいえばHR-Vが好みだが、国内市場でZR-Vがどのように受け入れられるのかは、楽しみなモデルである。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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