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Android 13 Beta 3リリース、プラットフォームの安定版到達でAPIも最終版に
headless 曰く、 Google は 8 日、次期 Android 13 の 3 番目のベータ版となる Android 13 Beta 3 をリリースした(Android Developers Blog の記事、リリースノート、9to5Google の記事、Android Police の記事)。
Beta 3 はプラットフォームの安定版のマイルストーンに到達し、API も最終版の API 33 となっている。今後は 7 月の Beta 4 を経て最終リリースとなるが、開発者 API やアプリ側から見たシステムの挙動が変更されることはないため、開発者は互換性の最終確認を開始する時期となる。Android 13 での変更点として確認すべきポイントとしては、通知に関する実行時の権限や、クリップボードプレビュー機能でセンシティブ情報が表示されないようにするためのフラグ付け、JobScheduler によるプリフェッチジョブの処理が挙げられている。
API 33 以降をターゲットにするアプリでは、付近の Wi-Fi デバイスに対する実行時の権限やメディアファイルに対する細かいアクセス権限、ボディセンサーのバックグラウンド使用時の権限、一致しないインテントをブロックするインテントフィルタ、PlaybackState から派生するメディアコントロールといった動作の変更に注意する必要がある。また、タブレットや大画面デバイスのサポートに関しても確認すべきとのこと。
Beta 3 はサポートされる Pixel デバイスでベータプログラムにエンロールすれば OTA 配信されるほか、システムイメージをダウンロードすることも可能だ。GSI バイナリも Beta 3 に更新されており、Android エミュレーターでは新規仮想デバイス作成時に API 33 のシステムイメージをダウンロードして指定すれば Beta 3 が利用可能になる。時期は不明だが、ベータプログラムに参加するパートナーの対応デバイスにも Beta 3 が提供されるだろう。
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