ミュージカル『ミーンガールズ』生田絵梨花主演でハイスクールコメディ、東京などで日本初演

2022年6月10日 07:44

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記事提供元:ファッションプレス

 ブロードウェイミュージカル『ミーンガールズ(MEAN GIRLS)』が2023年1月より東京建物ブリリアホールにて上演され、その後、地方公演が実施される。主演は生田絵梨花、演出・上演台本・訳詞は小林香が務める。

■アメリカンガールズコメディ『ミーンガールズ』日本初上陸

 2004年にアメリカで製作された映画『ミーンガールズ』。女の子のリアルな学園生活やファッショナブルな世界観が大きな反響を呼んだ、ハイスクールコメディ映画の金字塔ともいえる作品だ。

 2018年には、ミュージカル『ミーンガールズ』として舞台化され、ブロードウェイにて開幕。映画の脚本も務めたティナ・フェイによる<現代のSNS文化>と<映画のアイコニックなシーン>を織り交ぜた脚本と、ティナ・フェイの夫 ジェフ・リッチモンドによる音楽、『 キューティーブロンド 』で有名な ニール・ベンジャミンによる作詞、そしてキャストの大半が20代という若く 勢いのあるカンパニーとして注目され、同年のトニー賞では作品賞、主演女優賞、脚本賞など、最多の12部門でノミネートされた。また、ウエストエンドでの公演や、ミュージカル版での再映画化も予定されている。

そんな人気ミュージカル『ミーンガールズ』が、遂に日本に初上陸を果たす。

■『ミーンガールズ』ストーリー

 『ミーンガールズ』の主人公は、アフリカの大自然に囲まれて生まれ育った女の子・ケイディ。これまで自宅学習を行っており学校に通ったことがなかったが、16歳になってアメリカに引っ越し、初めて学校に通うことになる。最初は馴染めずに浮いているケイディだったが、ひょんなことからスクールカーストトップの女の子たちと過ごすことに。個性豊かな女の子たちが繰り広げるバトルにに巻き込まれながらも、大切なことは何かを学んでいく。

■登場人物

 ■ケイディ・ヘロン(生田絵梨花)…アフリカで生まれ育った主人公。動物学者の両親を持つ。最初は学校生活に馴染めずにいたが、ひょんなことから校内アイドル3人組「プラスティックス(Plastics)」のボス、レジーナに仲間にいれてあげてもいいと言われる。彼女たちと一緒に行動する中で、キラキラした笑顔の裏に隠された “弱肉強食な女の子の世界”に触れながら、成長していく。

■ジャニス…ロック好きの女の子。浮いているケイディに、ダミアンと一緒に最初に話し掛ける。後に、“仲間になったふりをして、レジーナの弱みを握ってきてほしい”とケイディにお願いする。


■ダミアン…ゲイボーイ。ジャニスと共に、校内の派閥についてケイディに教える。また、その中で、特に気を付けるべきは「プラスティックス」であると告げる。


■生田絵梨花が単独主演

 主演は、『レ・ミゼラブル』や『モーツァルト!』、『ロミオ&ジュリエット』、『四月は君の嘘』など、数々のミュージカルに出演してきた生田絵梨花。歌唱力と演技力の高さから第44回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞した生田が、ティーンエイジャーたちのバトルに巻き込まれ、自身もその空気に染まってゆく主人公・ケイディを演じる。

■演出・上演台本・訳詞は小林香

 また、演出・上演台本・訳詞は、『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』やオフ・ブロードウェイミュージカル『The Last 5 Years』、2022年9月上演予定の『モダン・ミリー』など、数々の海外ミュージカルを手掛ける小林香が担当。ガールズパワー溢れる今作をどのようにして日本版舞台として昇華するのか、期待が高まる。

■作品詳細

 ブロードウェイミュージカル『ミーンガールズ』
演出・上演台本・訳詞:小林香
脚本:ティナ・フェイ
音楽:ジェフ・リッチモンド
作詞:ニール・ベンジャミン
出演:生田絵梨花 ほか

■東京公演

上演時期:2023年1月・2月
会場:東京建物ブリリアホール
住所:東京都豊島区東池袋1-19-1
※地方公演あり

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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