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是枝監督映画『ベイビー・ブローカー』は、“監督独特の人類愛が感じられる映画”
2022年6月24日(金)に公開予定の映画『ベイビー・ブローカー』より、主演ソン・ガンホら主要キャストによるインタビュー&メイキング映像が初公開された。
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■『万引き家族』の是枝裕和が、初めて韓国映画を監督
映画『ベイビー・ブローカー』は、是枝裕和(これえだ ひろかず)が監督&脚本を手がける最新作。是枝監督作品といえば、18年公開の『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを獲得。国内外で絶賛されたことが記憶に新しい。19年には全編フランスで撮影した日仏合作映画『真実』を発表したが、今回は、韓国の製作陣・俳優と共に自身初の韓国映画を手がけた。
長年温めていたオリジナル企画である本作は、親が育てられない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を巡る人々の物語。主演を務めるのは、アカデミー賞作品賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホ。さらに『新感染半島 ファイナル・ステージ』のカン・ドンウォン、是枝監督作品『空気人形』で主演を務めたペ・ドゥナといった、韓国屈指の名優たちが共演を果たす。
映画『ベイビー・ブローカー』は、5月17日(火)から開催される第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への正式出品も決定しており、世界から注目を集めている。
■主要キャストが語るインタビュー&メイキング映像
この度公開されたのは、主要キャストや是枝監督が本作について語るインタビュー動画。映像の冒頭では、ベイビー・ブローカーであるサンヒョン役を演じるソン・ガンホと、彼らを追いかける刑事スジン役のペ・ドゥナが、是枝監督からオファーを受けた経緯を振り返る様子も捉えている。
ペ・ドゥナは「監督独特の人類愛が感じられる映画」とコメント。ソン・ガンホは「人間についての物語。人間が持っている尊い感情を表現した映画」、カン・ドンウォンは「家族の物語をブローカーを通して語るのは新しい視点で面白かった」とそれぞれ語っている。
さらに映像ではメイキングの様子も映し出され、舞台裏や撮影中の雰囲気を見ることができる。本作への期待がますます高まる映像となっている。
(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る)
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