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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備総裁の講演などに注目
記事提供元:フィスコ
*14:40JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備総裁の講演などに注目
■堅調推移、ウクライナ情勢悪化による資源価格高を好感
今週の豪ドル・円は堅調推移。米欧が新たな対ロシア制裁を発動し、リスク回避の豪ドル売り・円買いが先行した。しかしながら、原油などの国際商品価格が上昇したこと、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースは緩やかとの見方が浮上したことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢となった。ユーロ売り・豪ドル買いの取引が増えたことも影響したようだ。取引レンジ:82円40銭-85円15銭。
■底堅い展開か、豪準備総裁の講演などに注目
来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は、政策金利の据え置きを決め、「ウクライナでの戦争が新たに発生した主な不透明要因」としたが、「忍耐強くインフレ動向を見守る用意」との姿勢を維持。利上げ時期の見通しへの言及はなかった。ロウ総裁は3月9日に講演を行う予定されており、発言に注目が集りそうだ。資源価格の先高思惑は下支えに。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・9日:ロウ豪準備銀行総裁講演
予想レンジ:83円50銭-85円50銭《FA》
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