2月24日のNY為替概況

2022年2月25日 05:20

印刷

記事提供元:フィスコ


*05:20JST 2月24日のNY為替概況
 
 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円80銭から115円66銭まで上昇し、引けた。

ロシアのウクライナ攻撃を受け、質への逃避のドル買いが継続した。さらに、先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少、米1月シカゴ連銀全米活動指数も予想を上回ったほか、ウクライナ緊張にかかわらずFRB高官が利上げ軌道を修正する意向を示さず、ドル買いに繋がった。

  
ユーロ・ドルは1.1106ドルまで下落後、1.1205ドルまで反発し、引けた。欧州中央銀行(ECB)メンバー、オーストリア中央銀行のホルツマン総裁がウクライナ混乱で、金融刺激策解除が遅れる可能性もあると指摘したためユーロ売りに拍車がかかった。
ユーロ・円は128円17銭から129円63銭まで上昇。

 
ポンド・ドルは1.3273ドルまで下落後、1.3405ドルまで反発した。_NEW_LINE__
ドル・スイスは0.9220フランから0.9289フランまで上昇した。_NEW_LINE__


[経済指標]

・米・10-12月期GDP改定値:前期比年率+7.0%(予想:+7.0%、速報値:+6.9%)・米・10-12月期個人消費改定値:前期比年率+3.1%(予想:+3.4%、速報値:+3.3%)・米・先週分新規失業保険申請件数:23.2万件(予想:23.5万件、前回:24.9万件←24.8万件)・米・失業保険継続受給者数:147.6万人(予想:158.0万人、前回:158.8万人←159.3万人)・米・1月シカゴ連銀全米活動指数:0.69(予想:0.15、12月:+0.07←-0.15)・米・1月新築住宅販売件数:80.1万戸(予想:80.3万戸、12月:83.9万戸←81.1万戸)《KY》

関連記事