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土佐の蔵元、「宇宙深海酵母」で日本酒を醸造
記事提供元:スラド
話題としてはやや旧聞に類する話ではあるが、2006年にソユーズロケットに積み込まれた日本酒酵母で作られたという酒があったが、今度はその酵母を水深約6000メートルに沈めたことにより、宇宙と深海という両極端の環境に耐えた酵母で作られたのがウリの酒が造られたそうだ。2019年に行われた実験では深海の気圧に耐えられず絶滅したそうだが、その後に検証を重ねて気圧に強い酵母6種類を選抜したのだそうだ読売新聞オンライン)。
donadona 曰く、 ソユーズで宇宙空間に10日間滞在し、その後4ヶ月間茨城沖の水深6000mに滞在し生き延びた酵母を使った日本酒が2021年12月に発売された(。
プロジェクト責任者の上東治彦・同センター技術支援員によると「宇宙から戻ると果実のような香りを作る成分が増え、深海を経験させると酸味がしっかりし、味わいが深くなったようだ」とのこと。
Before/Afterの飲み比べができたらいいのだが、野暮な話かもしれない。
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