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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に
記事提供元:フィスコ
*15:04JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に
■やや強含み、原油価格上昇が支援材料に
今週のポンド・円はやや強含み。一時158円台まで買われる場面があった。英中央銀行による追加利上げ観測や原油高を意識したポンド買いが観測された。米国金利の先高観が強まり、ポンド買いは一服したが、ロシアによるウクライナ侵攻の可能性が高まったことから、原油価格が一段高となり、ポンド買い・円売りは縮小しなかった。取引レンジ:155円14銭-158円07銭。
■下げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に
来週のポンド・円は下げ渋りか。英国の政治不安やウクライナ情勢の緊迫化が懸念されているものの、英中央銀行による追加利上げ観測は消えていない。そのため、2月16日発表の1月消費者物価コア指数などのインフレ指標が市場予想を上回った場合、一段の金融引き締めを期待したポンド買いが優勢となりそうだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・16日:1月消費者物価コア指数(12月:前年比+4.2%)
予想レンジ:155円00銭-158円00銭《FA》
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