INPEX、国内海洋ガス田を30年ぶり新規開発へ

2022年1月18日 17:25

印刷

記事提供元:スラド

日本の島根・山口の両県沖で海洋ガス田の試掘調査が行われるそうだ。INPEXと石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が17日に発表を行った。時事通信によると十分な埋蔵量があることが確認できれば、2032年ごろに生産を開始できる見通しらしい。実現すれば海洋ガス田では約30年ぶりの新規案件だとしている(INPEXリリース[PDF]日経新聞時事ドットコム)。

NOBAX 曰く、 石油・ガス田の探鉱を行う場所は、島根県浜田市から沖合約130キロ、
山口県萩市から沖合約150キロ、水深約240メートルに位置し、
生産開始以降はパイプラインで供給する計画
年間のガス生産量は国内天然ガス消費量の1.2%に相当する約93万トン
天然ガスを実際に生産できれば、国内自給率を現状から1.1ポイント増の
3.4%へ押し上げることになる
2032年ごろの生産開始を目指す
現在分かっている国内埋蔵量の1.4倍が埋蔵されている可能性がある

 スラドのコメントを読む | 日本 | ニュース

 関連ストーリー:
茨城県・五浦海岸に巨大油ガス田の痕跡が見つかる。茨城・北海道大学の研究チーム 2020年07月16日
地球深部探査船「ちきゅう」の運用を受託する日本海洋掘削、経営破綻 2018年06月28日
褐炭から水素を取り出し、液化して日本に海上輸送するアイデア 2017年08月28日
テキサスで発生した地震、シェールガス採掘場が地震の震源地である可能性が高い 2012年10月05日
秋田県の油ガス田でシェールオイルの試験採取成功 2012年10月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事