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中国政府、アリババクラウドを処罰
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 中国の政府系メディアが報じたところによると、中国の規制当局は22日、EC大手アリババ・グループのクラウドサービス子会社「阿里雲(アリババ・クラウド・コンピューティング)」との情報共有パートナーシップを停止したという(ロイター、GIGAZINE、WSJ)。
注目すべきはその理由で、「同社が発見したlog4jの脆弱性をApache Software Foundationに報告した一方、すぐに政府に報告しなかったため」だという。中国の法律では、企業は発見から48時間以内に政府に新しい脆弱性を報告する必要があるとのことで、確かに法律違反ではあるようなのだが、IT業界ではOSSの脆弱性はまず開発元に連絡して対策、というのが当然と思われるので、これは違和感を覚える話である。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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