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バランスシート縮小の是非については、量的緩和の縮小完了後のFOMCで議論されるか
記事提供元:フィスコ
*15:41JST バランスシート縮小の是非については、量的緩和の縮小完了後のFOMCで議論されるか
米連邦準備制度理事会(FRB)ウォラー理事は12月17日に行われた講演で「政策金利を最初に引き上げる適切なタイミングは経済活動の進展次第だが、来年3月の連邦公開市場委員会(FOMC)ではフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標レンジの引き上げが正当化されるだろう」との見解を表明した。同氏は質疑応答でバランスシートも縮小すべきとの見方も伝えている。
市場参加者の間からは「2022年に2回以上の利上げが実施される可能性が高い」との声が聞かれているが、大半はバランスシートの縮小を想定していないようだ。ウォラー理事の意見はFRB内で主流ではないとみられているものの、バランスシート縮小の是非については、量的緩和の縮小が完了した後のFOMCで議論される可能性が高いとみられる。《MK》
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