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キヤノン、暗闇でもカラー撮影できるSPADセンサー 22年から量産開始
NOBAX 曰く、 キヤノンが開発を発表したSPADセンサーは単一光子アバランシェダイオード(Single-Photon Avalanche Diode)と呼ばれるもので
光子の一つ一つを数えることで驚異的な感度とフレームレートを実現しています。
100万画素のセンサー開発は3月にキヤノンが発表済みですが、これを22年度から量産するとのことです。
このSPADセンサーはCMOSセンサーでは困難だった真っ暗な中でも鮮明なカラー映像が撮影できるという特色があるという。露光時間が最短で3.8ナノ秒、1bitの出力では最大2万4000fpsという高いフレームレートで撮影できる常識を覆す性能を持つ。PhotoAndMovie.comに上がっている動画では臼倉田舎で光の軌跡がスロー動く様子が撮影されている。このため肉眼で見えないような暗闇でも撮影可能で、しかも物体に反射した光が戻ってくるまでの時間から物体との距離を計測することもできることから、自動運転技術に使われる「LiDAR」や拡張現実(AR)などの分野でも利用が期待されているという。量産は来年後半からキヤノンの川崎事業所で開始され、23年に防犯カメラに搭載して販売される予定だとしている(日経新聞、PhotoAndMovie.com)。
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