漫画『軍艦少年』、実写映画主演・佐藤寛太イメージのイラスト新装版が発売

2021年12月6日 07:47

印刷

©2021『軍艦少年』製作委員会

©2021『軍艦少年』製作委員会[写真拡大]

  • ポスタービジュアル©2021『軍艦少年』製作委員会

 12月10日(金)に公開を迎える映画『軍艦少年』の同名原作漫画より、映画版の主演・佐藤寛太をイメージしたイラストを表紙とした『新装版 軍艦少年』が12月6日に発売されることが決定した。

【こちらも】園子温最新作、映画『エッシャー通りの赤いポスト』予告編解禁 12月25日公開

■柳内大樹の人気漫画『軍艦少年』が実写映画化

 公開が目前に迫る映画『軍艦少年』。原作は、『ギャングキング』や『セブン☆スター』の作者で、ヤンキー漫画のカリスマとして知られる柳内大樹の同名漫画。長崎・軍艦島の見える街で暮らす喧嘩少年を主人公に描く、熱き青春漫画だ。

 実写映画版では、ヤンチャな主人公・坂本海星役を映画『今日も嫌がらせ弁当』や『いのちスケッチ』などに出演したフレッシュな注目俳優・佐藤寛太(劇団EXILE)が演じる。海星の父・坂本玄海役を演じるのは、「アンフェア」シリーズや『キングダム』への出演などで知られる加藤雅也。

 ほか、海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ブレイブ -群青戦記-』の濱田龍臣、海星の母・小百合役には『HERO』の大塚寧々。監督は、ドラマ『おっさんずラブ』や映画『たぶん』のYuki Saitoが務めた。許可が下りるまで2年かかったという、軍艦島で世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行した事でも注目が集まっている。

■『新装版 軍艦少年』発売へ

 発売が決定したのは、原作漫画の全2巻を1冊にまとめた『新装版 軍艦少年』。表紙には、実写版で主演・佐藤寛太が演じた海星をイメージして、柳内大樹が新たに書き下ろしたイラストが採用された。原作版の海星とはヘアスタイルや顔立ちが違っているが、軍艦島を見つめる熱い眼差しからは共通するものを感じるイラストに仕上げられている。

 柳内も「長崎の軍艦島の撮影を見学させてもらえたのですが、その時の佐藤寛太くんの演技を見て僕の中の主人公の海星のイメージ通りすぎて驚きました(笑)」と、映画版の海星を絶賛。ぜひ映画と合わせて楽しみたい。

■10日公開、映画『軍艦少年』あらすじ

 長崎・軍艦島の見える街で暮らす高校生の海星(佐藤寛太)は、母(大塚寧々)を亡くしてから喧嘩に明け暮れている。小さなラーメン屋を営む父・玄海(加藤雅也)も失意に暮れ酒に溺れていた。

 親子はいがみ合う日々を過ごしてたが、ある日、海星は父と母が生まれた軍艦島に2人の大切な宝物がある事を知る。一方、玄海は妻が祀られた仏壇に一通の見知らぬ手紙がある事に気付き……。

■映画詳細

タイトル:『軍艦少年』
公開:12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開!
コピーライト:©2021『軍艦少年』製作委員会
配給表記:配給:ハピネットファントム・スタジオ

(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事