後場の日経平均は176円安でスタート、マネックスGや三菱ケミHDが下落

2021年12月2日 12:53

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27758.98;-176.64TOPIX;1928.25;-8.49


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比176.64円安の27758.98円と、前引けとほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の225先物は27730~27850円のレンジでの推移。ドル・円は1ドル=113.00-10円前後と朝方から10銭ほど円安水準での動き。アジア市況はまちまちで、上海総合指数が小安い一方、香港ハンセン指数は堅調。前日同様、オミクロン変異株を巡る警戒感や米国での早期金融引き締め懸念を背景とした売り圧力と、値ごろ感からの押し目買いとが拮抗する状況で、後場の日経平均は前引け水準でのもみ合いとなっている。

 セクター別では鉱業、その他金融業、情報・通信業などが下落率上位に並んでいる一方、海運業、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、村田製<6981>、JAL<9201>などが大きく売られ、マネックスG<8698>、三菱ケミHD<4188>は急落。東エレク<8035>、トヨタ自<7203>なども軟調。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>が急伸しており、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>などが堅調。《CS》

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