国内産業での半導体売上高を10年で3倍へ 世界10数%のシェアを目指す

2021年11月17日 11:24

印刷

記事提供元:スラド

経済産業省は15日に開かれた有識者会合で、国内半導体産業による半導体の売上高を30年に13兆円まで増やす目標を立てたそうだ。2020年における半導体市場の売上高は4兆5000億円ほどなので約3倍に増える目算。政府は経済対策として半導体産業の基盤緊急強化パッケージを盛り込むとしている(Bloombergロイター産経新聞)。

経済産業省は5Gや自動運転技術などの利用増により、世界の半導体の市場規模が30年には100兆円にまで増加すると予想しているらしい。そのうちの10数%のシェアを日本で確保することを目指すとしている。ロイターの記事によれば、萩生田経済産業相は会議の中で日本の「失われた30年」の大きな原因はデジタル投資の遅れがあったと話していた模様。 

スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ビジネス | 日本 | ハードウェア | 政府

 関連ストーリー:
テスラ、半導体不足に対応するため19ものコントローラーを新たに用意 2021年11月02日
ホリデーシーズンを前に、米国では段ボールの不足も深刻化 2021年10月26日
Raspberry Pi、史上初の (一時的な) 値上げを発表 2021年10月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事