関連記事
来年末までに米政策金利が1%に達する確率は低下
記事提供元:フィスコ
*15:43JST 来年末までに米政策金利が1%に達する確率は低下
米労働省が11月5日発表した10月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比+53.1万人と市場予想を上回る雇用増となった。また、9月分の非農業部門雇用者数は当初発表の+19.4万人から+31.2万人へ上方修正された。10月の失業率は4.6%まで低下し、平均時間給は労働力不足などの影響で前年同月比+4.9%とやや高い伸びを記録した。
10月の雇用統計は総じて市場予想を上回る良好な内容だったが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は利上げに慎重な姿勢を変えていないことから、CMEグループのFedWatchによると、来年末までに政策金利が1%に達する確率は低下している。利上げ確率はインフレ関連指標の結果次第で変動するものの、FRBが金利引き上げを急がない姿勢を維持した場合、米長期金利は上げ渋り、ドルは主要通貨に対して伸び悩む可能性がある。《MK》
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- NYの視点:米3月シカゴ連銀全米活動指数も景気改善を証明、今週はGDPに注目 4/23 07:39
- 日銀金融政策の方向性についてはデータ次第か 4/22 15:36
- NYの視点:【今週の注目イベント】日銀、米Q1GDP速報値・コアPCE価格指数など 4/22 07:38
- 国内外の注目経済指標:日銀金融政策は現状維持か 4/20 14:59
- プラチナは調整場面か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) 4/19 17:10