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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行理事会に注目
記事提供元:フィスコ
*14:16JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行理事会に注目
■堅調推移、インフレ上昇などで買い優勢
今週の豪ドル・円は堅調推移。7-9月期消費者物価コア指数は高い伸びを記録し、豪準備銀行(中央銀行)の緩和縮小ペース加速などの思惑から豪ドル買いが優勢になった。3年国債の利回り水準が大幅に上昇したことも意識され、早期利上げ観測も浮上し、豪ドル買いが強まった。取引レンジ:84円73銭-86円06銭。
■底堅い展開か、豪準備銀行理事会に注目
来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利や債券購入ペースの変更はないとみられ、「3年国債の利回り目標0.10%前後」としているイールドカーブ・コントロールの行方に関心が集まる。目標継続なら早期利上げ観測後退で豪ドル売りが強まりそうだが、インフレ進行の思惑は残されており、リスク回避的な豪ドル売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)
・4日:9月貿易収支(8月:+150.77億豪ドル)
・5日:豪準備銀行四半期金融政策報告
予想レンジ:84円70銭-86円70銭《FA》
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