庵野秀明監督の映画『シン・仮面ライダー』池松壮亮×浜辺美波が出演、2023年3月公開

2021年10月14日 11:15

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記事提供元:ファッションプレス

 庵野秀明の最新作、映画『シン・仮面ライダー』が2023年3月に公開される。主演は池松壮亮。

■庵野秀明の最新作は映画『シン・仮面ライダー』

 50年前、当時の小学生男子のほとんどが憧れ、熱中した『仮面ライダー』。自分もその1人だったという庵野秀明が、新たな監督作品としてかつての“憧れのヒーロー”をスクリーンに蘇らせる。『シン・仮面ライダー』は、石ノ森章太郎が手掛けた『仮面ライダー』生誕50周年企画作品として公開され、庵野は脚本と監督を務める。

■50年前に受けた恩恵を、映画作品で恩返しする――庵野秀明脚本・監督

 『シン・ゴジラ』や『シン・エヴァンゲリオン』シリーズなど数多くの作品を手掛けてきた、日本を代表するアニメーター庵野秀明。総監督を務めた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』シリーズは、『序』、『破』、『Q』と3作を公開したのち、8年の間をあけてシリーズ最終章となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』を公開。庵野総監督作品の中で最高記録を更新した。2021年10月からは自身の創作活動を網羅する「庵野秀明展」を国立新美術館にて開催する。

そして、主人公役に斎藤工を迎えた映画『シン・ウルトラマン』も2021年に公開予定。『シン・仮面ライダー』はそれに続く映画制作となり、“自分の憧れのヒーロー”でもあっただけに、かける思いもひとしおのようだ。

<庵野秀明コメント>
50年前にテレビ番組から受けた多大な恩恵を、50年後に映画作品という形で少しでも恩返しをしたいという想いから本企画を始めました。
本企画は、子供の頃から続いている大人の夢を叶える作品を、大人になっても心に遺る子供の夢を描く作品を、石ノ森章太郎先生と東映生田スタジオが描いていたエポックメイキングな仮面の世界を現代に置き換えた作品を、そして、オリジナル映像を知らなくても楽しめるエンターテインメント作品を、目指し、頑張ります。

■キャスト

■主人公・本郷猛役に池松壮亮

 主人公の本郷猛(ほんごうたけし)役には、『アジアの天使』、『ちょっと思い出しただけ』と主演が続いている池松壮亮が抜擢された。かつて藤岡弘が演じていたことでも有名な本郷猛。秀才にして、一流のオートバイレーサーである彼は、「仮面ライダー」と名乗って強大な敵に立ち向かっていく。

 <池松壮亮コメント>
まさか仮面ライダーになる日が来るとは思っていませんでした。庵野さんは、日本の宝物のような人だと思っています。
今回共に、仮面ライダーを復活させるという素晴らしい挑戦と機会をいただき、とても光栄に思っています。
大きな変化の時を迎えるこの世界で、人が、自分自身の探求を恐れず、厳かな自然界への敬意を忘れず、新しい世界へと飛び込み、困難を克服し、新たなステージへと変化すること。変身してゆくこと。そのことを、シン・仮面ライダーを通して体現してこれたらと思っています。
撮影はこれからですが、この世界の再生には仮面ライダーが必要だと信じて、どんな困難が待ち受けていようと、最後まで、地球のために闘ってきます。2023年公開、御期待下さい。

■ヒロイン・緑川ルリ子役に浜辺美波

 そして『映画 賭ケグルイ』での好演も記憶に新しい浜辺美波が、ヒロイン・緑川ルリ子を演じる。度々危険な目にあいながらも、本郷=仮面ライダーの戦いに協力する。

 <浜辺美波コメント>
私にとって「仮面ライダー」というヒーローは地球のどこかに存在して世界を守ってくれているんだろうなと思ってはいながらも、この先何があっても出会うことはない雲の上の存在であることにかわりはないと思っていました。
シン・仮面ライダーに出演するにあたり仮面ライダーの起源となる物語に参加出来ることは、ただただ夢のようです。
特報写真の撮影で実際に仮面ライダースーツを着た池松さんに初めてお会いし、じんわりとシン・仮面ライダーの世界に入るのだなと実感とともに染み込んできました。
庵野さんを初めとする監督、スタッフ、キャストの皆様のもとで最後までしがみつきルリ子として役割を果たしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

■前田真宏書き下ろしの超ティザービジュアル

 公開された超ティザービジュアルは、これまで『シン・ゴジラ』などでもイメージデザインを手掛けてきた前田真宏の描きおろし。超特報とともに公開となった。

 また、『シン・仮面ライダー』に登場する、仮面ライダー第2号のイメージビジュアルも発表された。

■『シン・仮面ライダー』プロモーション映像A・B

 2つのプロモーション映像も公開。“A”は、1971年「仮面ライダー」第1話のオープニングを基に、今回『シン・仮面ライダー』版として撮影・制作された。

 “B”は、1971年の「仮面ライダー」のオープニングを基にしており、『シン・仮面ライダー』版として新たな表現で撮影・制作されている。

■詳細

 『シン・仮面ライダー』
公開時期:2023年3月
原作:石ノ森章太郎
脚本・監督:庵野秀明
出演:池松壮亮、浜辺美波
デザイン:前田真宏、山下いくと、出渕裕

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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