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豪ドル週間見通し:弱含みか、9月雇用統計は悪化の可能性
記事提供元:フィスコ
*14:13JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、9月雇用統計は悪化の可能性
■原油高や米債務上限引き上げで買い優勢
今週の豪ドル・円は上昇。豪準備銀行(中央銀行)は、予想通り金融政策の現状維持を決めたが、景気見通しは悪化していないことから、リスク回避的な豪ドル売りは縮小した。週後半は原油価格の上昇や米債務上限の一時的な引き上げを好感した豪ドル買い・円売りが観測されており、豪ドル・円は82円台に上昇した。取引レンジ:80円49銭-82円08銭。
■弱含みか、9月雇用統計は悪化の可能性
来週の豪ドル・円は弱含みか。原油などの資源価格高は引き続き豪ドルの下支えとなる。ただ、豪準備銀行(中央銀行)は「サプライチェーンの障害のインフレへの影響は限定的」との見方を示し、量的緩和縮小のペースや利上げ開始時期についての変更は当面見込みにくく、豪ドルは買い進めづらい面がある。9月雇用統計の悪化が警戒されていることも、豪ドル相場の上昇を抑える要因となりそうだ。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・14日:9月雇用統計(8月:失業率4.5%、雇用者数増減-14.63万人)
予想レンジ:80円80銭-82円80銭《FA》
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